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コンビニ等の看板が茶色い理由
始めて那須旅行した方が疑問に思うナンバー1!なぜ那須の看板は茶色いのか??
那須観光に来たお客さんに良く聞かれる質問で、何でセブンイレブンの看板が茶色いんですか?
という質問があります。(地元あるあるです)
那須インターを降りて、観光地に向かって那須街道を右折して進むと、左手に661内のセブンイレブンを見て多くの観光客がビックリするようです。
セブンイレブンだけでなく、見慣れたコンビニやファミレスを含む多くの看板がこげ茶色で作成されています。
その真相は、那須街道は国が指定する自然公園(日光国立公園)の区域にある為、自然公園法などにより、いくつか規制を受けているからなんです。
その内容(結構細かい条件)により、広告物は「こげ茶色、文字は原色をさけ、原則として白色又は黒色」と決まりがあるのです。
実は、このセブンイレブン那須インター店が最初に茶色い看板を掲げた1号店なんですよ!
1986年にオープンする際、御用邸に繋がる那須街道にふさわしい看板にするように!という行政指導があったそうなんです。
その指導を受けたお店のオーナーは、セブンイレブン本社(当時アトランタにあったらしい)と相談して、茶色のセブンイレブンの看板が誕生したそうです。
今でこそ、那須以外の観光地でも茶色い看板を掲げるお店が増えておりますが、茶色い看板の原点は、セブンイレブン那須インター店だったのです♪
この試みは、世界中でも初だったので、世界初の茶色いセブンイレブン看板だったりもするんですよね。。。
これって結構凄いことだと思いませんか?
近年、印刷技術の向上により、ド派手でカラフルな看板が増えているので、このような景観を損ねない取り組みは素敵だと思います。
余談ですが、この条例によると固定していない看板(のぼりなど)は該当しなかったり、ガソリンスタンドのような敷地内に照明があり、看板内部にネオンがあってうんたらかんたらだと、条例の規定外になり認められちゃうそうなんです。
どうせやるなら抜け道の無いように徹底的にやってほしいもんですね・・・。
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コメント
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たしかに気になりました!!
セブンイレブンの本社との相談だなんて!!!
なんだか凄いですねw
とても参考になりました。